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[1H08] ウラニル錯体化学に基づくテーラーメイド型新規海水ウラン吸着材開発
(3)H2saldian型吸着材の開発
キーワード:海水ウラン回収、吸着材、錯体化学、分離係数、吸着
平面5配位を好むというウラニルイオン特有の錯体化学的性質に基づいて設計した、H2saldian型配位子骨格を吸着サイトとする新規ウラン吸着材樹脂の開発を試みた。合成した吸着材は海水条件下において、18.4 g-U/kg-resin の最大吸着量を示し、また、0.1 M塩酸による脱着を経て再利用可能であることが明らかとなった。