[2H11-14] 核物質防護

[2H11] 管理区域立入照合における機械化

*成田 真之¹、柴野 智武¹、平 純一¹ (1. 東京電力ホールディングス　柏崎刈羽原子力発電所)

キーワード：管理区域入域

【背景】 これまで、当原子力発電所管理区域入域には、管理区域入域への教育を受けた者に発行されるＩＤカードを有した者を警備員によるＩＤカードと本人確認の紐付け確認を実施していた。　
【目的】人による目視確認から機械化による効率化及び人為的　照合ミス防止視点の検討を行う。
【方法】照合確認内容に照合者とＩＤカードの紐付け確認を実施していた事を顔認証ゲート方式採用により入域者個々の照合間違い防止、なりすまし防止及び照合時間の最適化を実施した。
【結果】目的達成に顔認証ゲート採用により、人為的照合によるミス撲滅、個々の照合時間短縮、日々あらたな登録者データを設備データ登録できる事により多くの時間短縮につなげる事に成功し、それらに起因した年間コストの削減につなげた。 なお、当社が制定する保安規定をより強固に遵守する事にもつながった。