2024年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[1K08-12] 混相流

2024年3月26日(火) 14:45 〜 16:10 K会場 (21号館4F 21-422)

座長:梅原 裕太郎(九大)

15:00 〜 15:15

[1K09] 浅水プール内に落下する液体ジェットの液滴生成と界面不安定の関係

*柾木 直人1、金子 暁子1、堀口 直樹2、吉田 啓之2 (1. 筑波大、2. JAEA)

キーワード:シビアアクシデント、浅水プール、液体ジェット、LIF

原子炉での炉心融解事故発生時、核燃料が溶け出しジェット状に冷却プール内に落下し、分裂、微粒化を経て冷却され堆積することが想定されている。溶解した燃料のジェットの冷却は再臨界の防止など副次被害を抑止する上で重要であり、ジェット挙動や液滴の生成過程は冷却効果を評価する上で重要である。また一方で事故発生時にはプール容器の破損や冷却材の蒸発でプール内が浅水化するこが想定されるが、浅水プールでの実験は十分にされておらず知見が不足している状態である。   
 また、冷却にかかわるジェット挙動と液滴生成がケルビン・ヘルムホルツ不安定と界面の不安定が大きく寄与していることが示唆されている。
 本実験では前述した界面の不安定に着目して、ジェット界面の不安定性と液滴生成について関係を明らかにするべく、核燃料ジェットが冷却プールに落下する様子を再現し、その様子をLIF法を用い可視化観察を行った。本報ではその報告を行う。

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