2024年春の年会

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一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 501-2 核燃料とその照射挙動

[2E08-10] 照射挙動評価・腐食

2024年3月27日(水) 11:15 〜 12:00 E会場 (21号館3F 21-313)

座長:鈴木 晶大(NFD)

11:45 〜 12:00

[2E10] 燃料挙動解析コードパッケージFEMAXI/RANNSの開発

反応度事故時挙動モデルの開発と総合性能の検証

*田崎 雄大1、宇田川 豊1 (1. JAEA)

キーワード:反応度事故、燃料挙動解析コード、FEMAXI、軽水炉燃料、被覆管、ペレット/被覆管機械的相互作用、高燃焼度組織、核分裂生成ガス放出

原子力機構では、軽水炉燃料の通常時及び過渡条件下の挙動評価を目的に燃料挙動コードFEMAXIを開発してきた。近年では、同コードで初めて体系的な検証を経たFEMAXI-8を公開している。一方、設計基準事故解析用のブランチとしてRANNSモジュールの開発も並行して進めており、主に反応度事故(RIA)のような急峻な過渡時の燃料挙動を評価する上で重要な沸騰熱伝達、粒界分離を伴うFPガス放出、破壊力学指針に基づく被覆管破損などのモデル並びに数値計算アルゴリズムを整備することで、設計基準事故時も含めた幅広い燃料挙動を追跡可能なFEMAXI/RANNSコードパッケージの開発に至った。未照射・照射済み燃料を含む141ケースのRIA模擬試験データに対して大規模検証を実施、総合的な解析性能を評価し、上記RIA解析用モデルの妥当性を確認するとともに、最適評価を与える推奨モデルパラメータセットを決定した。

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