2024年春の年会

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II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[3I09-13] 理論解析・代理反応

2024年3月28日(木) 14:45 〜 16:10 I会場 (21号館3F 21-319)

座長:岩本 信之(JAEA)

14:45 〜 15:00

[3I09] (p,p'x)反応と(d,d'x)反応における表面効果の差異

*中田 響1、中山 梓介2、吉田 数貴2、渡辺 幸信3、緒方 一介3,1 (1. 阪大、2. JAEA、3. 九大)

キーワード:半古典歪曲波模型、表面効果、包括的非弾性散乱

本研究の目的は、(p,p'x)反応と(d,d'x)反応の表面性の違いを明らかにすることである。我々は、(p,p'x)反応と(d,d'x)反応のエネルギースペクトルを記述するため、微視的反応模型である半古典歪曲波模型(SCDW)を採用する。SCDW では、反応の断面積は、ある衝突点Rにおける局所的な断面積の非干渉的な積分で表現される。本研究では、このSCDWの特徴を用いて、原子核表面でどの程度反応が起きているかを定量的に議論する。これによって、(p,p'x)反応より(d,d'x)反応の方が、より原子核表面で反応が起きること明らかにする。

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