演者:大桃丈知1,2 (1.公益社団法人全日本病院協会 救急・防災委員会委員, 2.医療法人社団直和会 平成立石病院 副院長)
セッション情報
シンポジウム
シンポジウム2
「平成30年7月(西日本)豪雨災害におけるAMAT活動状況報告」
2018年10月7日(日) 14:00 〜 14:40 第2会場 (パレロワイヤルC)
座長:猪口正孝 (公益社団法人全日本病院協会 常任理事 / 公益社団法人全日本病院協会 救急・防災委員会副委員長 / 公益社団法人全日本病院協会 災害対策本部副本部長(AMAT本部統括) / 医療法人社団直和会 平成立石病院 理事長), 種村一磨 (公益社団法人全日本病院協会 広島県支部長 / 公益社団法人全日本病院協会 救急・防災委員会委員 / 医療法人社団曙会 シムラ病院 理事長)
西日本を中心に記録的な豪雨被害をもたらした「平成30年7月豪雨」の被災地に対し、全日病は、AMAT(災害時医療支援活動班、All Japan Hospital Medical Assistance Team)を派遣し、岡山県を中心にDMATとの連携の下で支援活動を展開しましたので、急遽特別にシンポジウムを設けて報告いたします。
全日病は先遣隊として7月8日に筑波記念病院、南多摩病院を派遣。両病院は、大阪の加納総合病院に一泊した後、翌9日から岡山に向かっていただいた。加納総合病院にも愛媛に向かって出発していただいた。
AMATは、被害が大きかった倉敷市を中心に活動し、10日から16日にかけて、最大6隊のAMATが被災地に滞在する形で支援活動を継続した。
現地では、県の災害対策本部の下でDMATと協働して、DMATの手が及ばない避難所の支援を担当し、AMATの特徴である病院救急車の機動力を生かして真備地域を中心に避難所巡回診療を行った。また地元の消防力を補完する形で、医療が必要な傷病者を病院救急車を活用して医療搬送を行った。
本シンポジウムでは先遣隊として出動した筑波記念病院から小關剛先生、AMAT隊として出動した永生病院から加塩信行先生、被災地である岡山県の支部長である佐能量雄先生、全日病災害対策本部からの報告として平成立石病院の大桃丈知先生からそれぞれの立場でご報告いただきます。
[S2-02] 災害対策本部での統括AMAT活動を経験して
~振り返りと今後の展望~
演者:小關剛1,2 (1.公益社団法人全日本病院協会 救急・防災委員会委員, 2.医療法人社団筑波記念会 筑波記念病院 副理事長)
演者:加塩信行 (医療法人社団永生会 永生病院 副院長)
演者:佐能量雄1,2,3 (1.公益社団法人全日本病院協会 理事, 2.公益社団法人全日本病院協会 岡山県支部長, 3.社会医療法人 光生病院 理事長・院長)