14:00 〜 14:20
[11] 行政職員の業務時間外における保全型まちづくり活動への参加形態
-新潟県内の自治体を対象として
キーワード:行政職員、景観保全、まちづくり、歴史的景観、個人主体、地方都市
近年、住民主導の保全型まちづくりが増加し、行政職員が業務時間外にも住民と同じ立場で地域に関わり活動支援する重要性が高まっている。本研究は行政職員の地域との関係構築のプロセスと要因、業務時間外活動における課題を明らかにすることを目的とする。結論は以下の通りである。(1)職員と関係が継続している地域では地域住民と信頼関係の構築等、関係強化がなされていた。(2)職員と地域間で活動への目的意識の共有を図り、互いに活動の中に利点を見出すことが重要である。(3)業務時間外における職員の活動が行政組織内で正確に把握されず、職員は円滑に活動を進めにくい場合がある。