加藤耕治1,2, 齋藤伸治1 (1.名古屋市立大学大学院医学研究科新生児・小児医学分野, 2.名古屋大学環境医学研究所発生・遺伝分野)
セッション情報
シンポジウム
[SY1] シンポジウム1
IRUDと小児神経疾患
2019年5月31日(金) 10:10 〜 12:10 第2会場 (4号館1F 白鳥ホール(北))
座長:小崎健次郎(慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター), 岡本伸彦(大阪母子医療センター遺伝診療科)
企画・趣旨のねらい
小崎健次郎(Kenjiro Kosaki)
慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センター
IRUDが開始されて3年間が経過し,3,000を超える患者およびその家族の解析が進められており,医療システムかつ研究システムとして定着しつつある.多くの患者は小児であり,神経学的症状を合併している患者が過半を占めていることから小児神経学分野へ貢献するところが大きい.本シンポジウムでは,5名の先生方に登壇いただき,成果と課題について現場からのメッセージを届ける.
希少疾患の診断を契機とする病態解析について加藤先生に,IRUDプロジェクトにおける診療拠点としての立ち場から吉田先生に,形態学的な表現型の重要性について岡本先生に,ゲノムだけでは解決しないバリアントに対する機能解析のアプローチ“IRUD Beyond”について高野先生に,新規疾患を同定され,その治療法を開発中の武内先生にそれぞれ,成果と課題についてオーバービューをいただく.
吉田健司1, 横山淳史1, 中川奈保子2, 和田敬仁2,3, 小杉眞司2,3 (1.京都大学大学院医学研究科小児科, 2.京都大学医学部附属病院遺伝子診療部, 3.京都大学大学院医学研究科医療倫理学・遺伝医療学分野)
岡本伸彦 (大阪母子医療センター遺伝診療科)
高野敏行1, 佐貫理佳子1, 松原光平1, 茨木公英2, 佐藤克則3, 大岩航陽3 (1.京都工芸繊維大学昆虫先端研究推進拠点ショウジョウバエ遺伝資源研究部門, 2.京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科, 3.京都工芸繊維大学工芸科学部)
武内俊樹 (慶應義塾大学医学部小児科)