第43回日本認知症学会学術集会

セッション情報

シンポジウム

[SY28] シンポジウム28「認知症病態を可視化するPETプローブ開発の最前線」

2024年11月23日(土) 09:00 〜 10:40 第2会場 (1F 多目的展示ホール(B))

座長:岡村 信行(東北医科薬科大学医学部薬理学教室),田代 学(東北大学先端量子ビーム科学研究センター核医学研究部)

アミロイドPETやタウPETの実用化によって、アルツハイマー病関連病理の生前段階からの把握が可能になった。これに対し、アルツハイマー病以外の神経変性疾患の病理像を把握するためのバイオマーカーはまだ不足している。近年、αシヌクレイノパチーや前頭側頭葉変性症の脳内病変を可視化するPETプローブが開発され、また活性化ミクログリアや反応性アストロサイトを選択的に画像化するプローブの開発も進んでいる。本シンポジウムでは、アミロイド、タウ以外の新たな分子をターゲットとしたPETプローブの開発やその臨床研究の成果をご紹介いただき、新規画像バイオマーカーとしての可能性について議論したい。

原田 龍一1,2,3 (1.東北医科薬科大学医学部薬理学, 2.東北大学加齢医学研究所臨床加齢医学研究分野, 3.東北大学先端量子ビーム科学研究センター)