日本教育心理学会第62回総会

講演情報

ポスター発表(教授・学習・認知)

[P] ポスター発表(教授・学習・認知): P055-P188

2020年9月19日~21日

[P185] 協同的な創造活動における学びの深まり

小学校体育科「リズム遊び」における児童の気づきとパフォーマンスの関連の検討

湯浅 理枝, 山崎 晃 (広島文化学園大学)

キーワード:協同学習、リズム遊び、深化プロセス

本研究では,ペアでの創造活動「リズム遊び」の協同学習授業において,児童がどのような視点で学びを深めたのかを,児童の相互作用による「気づきの変容」と「パフォーマンス」との関連から明らかにすることを目的とする。分析結果から,授業が進むにつれ,相互観察での児童の観察眼の洗練はパフォーマンスの向上に関連があることが示唆された。しかしながら,パフォーマンスの向上が創造活動における児童の創造性の触発を促進するかについては今後のさらに検討が必要である。