[P263] 子どもの貧困を保育者および教職員はどう捉えているか(2)
施設・学校別及び経験年数別による貧困の捉え方について
キーワード:子どもの貧困、貧困状況の捉え方
本研究では,「子どもの貧困対策に関する大綱」に謳われている「教育の支援」に焦点を当て,保育現場や学校で働いている保育士や教職員等を対象に,子どもの貧困への意識について,(1)子どもの貧困状況の捉え方,(2)貧困状況にある子どもの様子,(3)自分が考える必要な貧困支援の3点について明らかにするために,支援者に向けての質問紙調査を実施したものである。3つの施設形態(保育施設,小学校,中学校)及び3つの経験年数(10年未満,10年以上20年未満,20年以上)に分けて調査を行ったものである。