日本地質学会第130年学術大会

講演情報

セッション口頭発表

T3[トピック]大地と人間活動を楽しみながら学ぶジオパーク

[1oral701-07] T3[トピック]大地と人間活動を楽しみながら学ぶジオパーク

2023年9月17日(日) 10:00 〜 12:15 口頭第7会場 (共北38:吉田南総合館北棟)

座長:山崎 由貴子(日本ジオパークネットワーク事務局)、郡山 鈴夏(フォッサマグナミュージアム)、藤原 勇樹(兵庫県立大学大学院)

11:15 〜 11:30

[T3-O-5] ”絵”になる旅~心をつかむパンフレットづくり~

*竹本 健太1 (1. 山陰海岸ジオパーク推進協議会)

キーワード:ユネスコ世界ジオパーク

山陰海岸ユネスコ世界ジオパークは,京都府(京丹後市),兵庫県(豊岡市,香美町,新温泉町),鳥取県(岩美町,鳥取市)の3府県(6市町)から構成され,2458.44 ㎢の面積を有するジオパークである.2008年(平成20年)12月に日本ジオパーク,2010年(平成22年)10月に世界ジオパークに認定されている.当ジオパークは,2019年度にジオパーク基本計画および行動計画の改訂を行い,今期の戦略として“産業振興・ツーリズム”の分野について取組強化していくことを掲げている.その中で2022年度は,推進協議会事務局の若手職員を中心に,ジオパークについてあまり知識のない一般観光客(特に若年層)をターゲットにした観光パンフレット「“絵”になる旅」を作成した.本発表では,今回のジオパークパンフレットを作成するに至った背景から,デザイン・内容等で特に重視した点,完成後の評価や今後の課題などを,産業振興・ツーリズムの観点を踏まえて紹介したい.