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[D8-03] Simple Objects Profile による応用スキーマの設計と実装について

*藤本 悠¹ (1. 芸術文化観光専門職大学)

キーワード：オブジェクト指向, 地理情報標準, UML, XMI, リレーショナル・データベース

藤本（2019）では「地理情報標準における「応用スキーマのための規則」の位置づけと準拠について」と題し、地理情報システム（GIS）におけるオブジェクト指向の概念を『地理情報標準（ISO 19100シリーズ）』の観点から整理した。また、同標準に準拠した応用スキーマを簡便に設計し、実装を実現する方法として、独自に開発したSimple Objects Profile（SOP） を提案した。
　SOPは独自に開発したデジタル・アーカイブ・システム「Survey Data Archivist」の設計と構築にも利用したが、その後、より汎用性の高い設計と実装が必要となりはじめたことから、本研究においてはSOPの改訂を行うことにした。加えて、UMLで設計された応用スキーマをXMIを介して、リレーショナル・モデルに展開する方法についても検討したので、その具体的な方法と課題についても報告する。