GISA & IAG'i 2023

講演情報

ポスター発表

ポスター発表 #1

2023年10月28日(土) 12:40 〜 13:40 会場 (C棟1階 ホール)

[P1-12] 低価格なCLAS-PPPとLiDAR-SLAMによる3Dマッピング

*杉田 暁1、井上 公2、福井 弘道1 (1. 中部大学 中部高等学術研究所 国際GISセンター、2. 防災科学技術研究所)

キーワード:高精度衛星測位技術, CLAS, 高精度単独測位(PPP), LiDAR, SLAM, 3Dマッピング

サイバー空間と物理空間の高度な融合は、超スマート社会の実現に不可欠であり、気候変動対応など複雑な社会システム問題の解決につながると期待されている。特に、物理空間で「いつ」「どこで」「何が」起きているかを正確にセンシングすることが重要である。高精度衛星測位技術は、屋外の物理空間の「いつ」「どこで」を高精度にセンシングするキーテクノロジーとして期待されている。特に、基地局を介さずに高精度測位を行うCLAS-PPP方式は、低価格な受信機の登場もあり、利便性、コスト、測位範囲の柔軟性から、今後の普及が期待されている。一方、近年の自動運転関連の技術革新により、LiDAR機器が20万円程度で購入できるようになった。我々は、このようなLiDAR機器とSLAM技術を組み合わせて運用してリアルタイム3Dマッピングに取り組み、さらに、PPPと組み合わせた運用による高精度な3次元地図の作成に挑戦している。