Imaging Conference JAPAN 2018

講演情報

一般セッション(口頭講演)

インクジェット

[IJ5.2] インクジェット(5-2) 応用/3Dプリンティング/バイオプリンティング

2018年6月21日(木) 10:50 〜 11:50 コンファレンスルーム (工学系総合研究棟2二階)

座長:宮戸 健志(富士フイルム株式会社)、鈴木 幸栄(株式会社リコー)

10:50 〜 11:10

[IJ5.2-01] 静電誘引形インクジェット方式を利用した可食インクコーティング方法の検討

松尾 一壽1、*岡部 美紀1、山崎 雄三1 (1. 福岡工業大学)

インクジェット技術は画像や文字等の記録方式として研究が主になされてきた。その研究成果として、文字はもちろん画像記録は写真画質を有するまでに至っている。さらに、最近インクジェット技術は記録対象物体が記録紙ではなく菓子類へキャラクターなど可食インクを用いて描画するものも現れている。ただし、記録対象物体として水分を含んだものは困難である。
 我々は、可食インクを用いた静電誘引形インクジェット方式により水分を含んだ"すり身"などへのコーティングを目的に、その可能性について検討している。今回は、本方式により可食インクの基礎的な飛翔特性である印加電圧及びインク静圧の制御による振る舞いについて報告する。