第21回日本救急看護学会学術集会

講演情報

特別RTD

[SRTD] 【日本病院会病院総合力推進委員会共催】患者にとって最善な医療の選択とは何かーパターナリズムとインフォームドコンセントを問い直すー

2019年10月5日(土) 09:00 〜 10:50 第2会場 (2F コンベンションホールB)

座長:有賀 徹(独立行政法人 労働者健康安全機構), 木澤 晃代(日本大学病院 看護部)

[SRTD2] 救急から在宅までリハビリテーション医療の普遍化で地域生活を支える

栗原 正紀1,2 (1.日本リハビリテーション病院・施設協会名誉会長, 2.日本病院会理事)

超高齢社会における地域医療のあり方では「医療の中に如何にして生活の視点を取り入れて行くか」が重要な課題と考える。果して今までの救急医療は生活を支えることになっていたのか?大きな疑問である。昨今、やっとPICS(集中治療後症候群)が知られるようになり、“助けるだけの救急医療が過去のものとなりつつある”「助けた後、如何にして生活に繋げていくか」が問われている。重要なことはリハビリテーション医療の普遍化と考える。このような視点で議論できれば幸いである。