[KC3] AD/HDを併存する読み書き障害一事例の長期的経過

[KC3] AD/HDを併存する読み書き障害一事例の長期的経過

小学生から高校生まで継続的な支援を受けて

石坂郁代¹, 加藤醇子², 松原均³, 高橋久美³, 原恵子⁴ (1.北里大学, 2.クリニック･かとう, 3.NPO法人らんふぁんぷらざ, 4.上智大学)

【事例の概要】本事例は，小学校1年生時に読み書き障害とAD/HDの診断を受け，服薬をしながら11年間継続的に読み書きの支援を受けた事例であり，現在高校2年生で大学受験を目指している。本発表では，その長期的経過を報告し，読み書き障害のある事例への支援の在り方を後方視的に分析するとともに，今後の他事例に対する長期的支援への示唆を得ることを目的とする。なお，発表について保護者とご本人から承諾を得ている。