[P2] ポスター発表2

[P2-025] 定型発達年長幼児および小学１年生児童の視聴覚間リズムパタンマッチング課題の成績と音読の流暢性との関係について

～情報の形式変換（Spatial-Temporal間）からの検討～

〇齊藤 真善¹ (1. 北海道教育大学札幌校)

キーワード：音読の流暢性、無意味語、情報形式

定型発達年長幼児と1年生児童を対象に、視聴覚間リズムパタンマッチング課題を実施し、音読の流暢性との関連について検討した。1年生群では、新奇な文字列（無意味語）の音読時間とドットパタンのマッチング成績との間に関連があったことから、空間座標系から時間座標系への変換速度が音読の流暢性に関連していることが示唆された。また年長幼児群では、左右の空間認知との関連が見られたことから、空間座標系の安定性と音読の流暢性が関連していることが示唆された。