一般社団法人日本LD学会 第28回大会(東京)

講演情報

ポスター発表

ポスター発表 » 感覚・運動(視覚、聴覚、不器用)/支援体制の構築

[P8] ポスター発表8

2019年11月9日(土) 17:55 〜 18:35 ポスター会場 (3F 301+302)

17:55 〜 18:35

[P8-096] 教室で使える実効性のあるアセスメント評価システムの構築及びIEP BANKの開発Ⅰ

幼稚園教諭・保育士を対象とした、個別の指導計画の課題検討

〇中尾 繁樹1、村田 健治2 (1. 関西国際大学教育学部、2. 関西保育福祉専門学校)

キーワード:個別の指導計画、幼児指導、アセスメント

特別な支援を要する幼児に対して個別の指導計画の作成が努力義務となっている。しかし、個別の指導計画そのものの認知度の低さや、作成への負担感が伺える。本研究では、幼稚園教諭・保育士を対象とした個別の指導計画の作成にあたる具体的困難さがどこにあるのか、また今後の個別の指導計画に必要とされる点について、実践者が具体的にどのように捉えているのかを明らかにした。公私立幼稚園教諭・保育士など159名に対してアンケート調査を行った結果、個別の指導計画の作成プロセスにおける、幼児の実態把握、具体的な指導内容の設定、保護者との連携について有意差が見られ、個別の指導計画の作成に困難さとの関連性が示唆された。

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