[P3] 読む・書く

[P3-03] 読み書きに困難のある中学生への支援と合理的配慮について

〇栗原 靖明¹、入山 満恵子² (1. 新潟市立白新中学校、2. 新潟大学教育学部)

キーワード：読む・書く、中学校、ICT

近年，読み書きに困難を抱える生徒が増えてきている。読み書きに困難のある生徒に対する合理的配慮はデイジー教科書や板書の撮影など，授業中の支援が中心であり，定期テストにおける支援について検討されることがまだ少ない。そこで，支援を必要としている生徒に対して，その困難さを支援者が聞きとり，生徒と共に解決策を考えることで，適切な学習支援や合理的配慮ができるのではないかと考えた。本稿では，中学校で行われる定期テストを中心に，どのような支援や合理的配慮が可能かを，本人・在籍中学校・通級指導教室で連携を取りながら検討し実施していった経過を報告する。