一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

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[P3] 読む・書く

[P3-06] 意味処理媒介型発達障害指導法の臨床的有用性

先行研究のレビューに基づく概念的課題への応用可能性の検討

〇島田 恭仁1 (1. 関西福祉科学大学教育学部)

キーワード:発達障害指導法、臨床的有用性、概念的課題

本研究においては、意味処理媒介型発達障害指導法の臨床的有用性と概念的課題への応用可能性について、検討することを目的にして、先行研究と電子ジャーナルで検索した論文をレビューすることにした。その結果、障害のある児童生徒に「読む」「書く」「聞く・話す」の基礎的な学習支援を実施する際には、意味処理指導法が有効であることが分かり、臨床的な有用性が確かめられた。一方、健常な成人に概念学習などの高次な学習支援を行う場合には、相補バランス型の学習材料最適化処理が重要であることが知られており、障害児者に概念的課題を実施する際に応用できる可能性が示唆された。

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