一般社団法人日本LD学会 第30回大会(神奈川)

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[P] ポスター発表
P12:支援体制(校内・地域等)の構築

[P12-01] ポジティブな行動改善ケースの共有による教師の児童支援及びストレスへの効果

〇土居 隆1 (1. 堺市立新浅香山小学校)

キーワード:ABA、教師の専門性、教師のストレス

【目的】行動の機能を踏まえた教師の実践 (ポジティブな行動改善ケース) にABAなど解説を加え教師間で共有し,専門性向上とストレス低下をめざす。【方法】月1回ケースを共有し,教師アンケートの肯定的評価とGHQ得点の変化を検討する。【結果】教師アンケート全項目で肯定的評価の割合が増加し,CochranのQ検定で学級雰囲気・教師特別支援理解に5%水準で有意差がみられた。GHQ得点の全教師平均は1P低下し,Friedmanの検定で有意差はみられなかった。【考察】本研究では研修的意義や価値化意義が認められるが,教師は自らの支援の効果を実感しにくい。有意傾向が認められる項目もあるため,より有効な取組について検討の余地がある。

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