一般社団法人日本LD学会 第30回大会(神奈川)

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[P] ポスター発表
P14:保護者・きょうだい等家族支援

[P14-01] 保護者が特別支援学級担任から受ける支援の現状と課題

―小・中学校比較―

〇岡本 邦広1、諏訪 英広2 (1. 川崎医療福祉大学医療福祉学部医療福祉学科、2. 川崎医療福祉大学医療技術学部健康体育学科)

キーワード:障害のある子供の保護者、特別支援学級、パートナーシップ

特別支援学級担任による保護者への支援の実態を把握し,彼らの資質・能力の課題の明示を目的とした.調査期間は,2020年12月から2か月間とした.質問紙は,古川・宮寺(2015)等を基に作成した.分析に,SPSS Statistics 27を用いた.分析数は,166(有効回答率44%)(小128,中38)であった.障害タイプは,小がASD(48%),ADHD(33%),中がASD(42%),ADHD(40%)であった.小の保護者の実行度は多くの項目で中より高い傾向が見られた.小のASD,ADHD児の保護者は,多くの項目で中より実行度が高い傾向にあった.以上から特別支援学級担任の資質・能力を向上のために,子供の教育的ニーズに応じた研修,パートナーシップを促す研修の必要性,校内外連携の充実が指摘できた.

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