[P] ポスター発表
P16：その他

[P16-04] コロナ休校期間中の小中学校におけるオンライン授業への発達障害児の参加状況等に関する実態調査

〇菊池 哲平¹ (1. 熊本大学大学院教育学研究科)

キーワード：発達障害、オンライン授業、コロナ休校

コロナ禍のため長期休校となった2020年3月から５月に熊本市公立小中学校で行われたオンライン授業について、発達障害のある児童生徒の参加状況や困り感に関する調査を行なった。熊本市立小中学校全134校の担当者にアンケート調査を行ない、合計119件（回収率89%）の回答を得た。その結果、「発達障害のある児童生徒の一部がオンライン授業に参加できなかった」という回答が32件（26%）あった。また学校に寄せられた発達障害のある児童生徒の困り感として「機器の操作や接続方法が分からない」「時間通りにアクセスできない」「集中できない」「課題の提出ができない」などが多いことが明らかになった。