[J26] 自主シンポジウム26
包括的領域別読み能力検査（CARD)による読みのつまずきの総合的な評価

[J26] 包括的領域別読み能力検査（CARD)による読みのつまずきの総合的な評価

有効な支援につながる評価とは

企画者：水田 めくみ¹
司会者：西岡 有香¹
話題提供者：水田 めくみ¹、河村 志穂¹、栗本 奈緒子¹
指定討論者：若宮 英司² (1. 大阪医科薬科大学LDセンター、2. 藍野大学医療保健学部)

キーワード：アセスメント、読み書き障害、読解

発達性読み書き障害の児童への効果的な配慮・指導を実施するためには、客観的な評価に基づくアセスメントが必須である。包括的領域別読み能力検査（CARD）は、文字・単語、文・文章にわたる「読み」の幅広いプロセスの状態や、読みに関連する認知能力を領域ごとに評価することを目的として開発された検査である。
　本シンポジウムでは、各話題提供者から、読みのつまずきの要因とCARDで測定できる能力の解説、CARD所見に基づいた事例報告を行う。併せて、読みの具体的支援につながるCARDの有用性や評価結果に基づいた配慮・支援の重要性について理解を深めたい。