R1：鉱物記載・分析評価（宝石学会(日本) との共通 セッション）

[R1-04] 電子プローブマイクロアナライザー（ＥＰＭＡ）による極微量元素定量分析における不感時間補正方法の評価

*加藤 丈典¹ (1. 名大・ISEE)

キーワード：電子プローブマイクロアナライザー（EPMA）、不感時間、波長分散型分光器（WDS）、比例計数管、微量元素

電子プローブマイクロアナライザー（ＥＰＭＡ）を用いて微量元素を定量する研究が広くなされるようになっている。ＥＰＭＡは基本的に非破壊分析であり、かつ、マトリクス補正の方法が確立されていて標準物質の制約があまりないというメリットがある。一方、微弱なX線を検出する必要があり、微量元素の分析は容易ではないというデメリットがある。微量元素分析において複数の分光器を用いた場合の不感時間補正の方法について、モンテカルロシミュレーションを行って評価した。