第14回JBFシンポジウム

ご挨拶

第 14回 JBF シンポジウム
    実行委員長        荒川 朋子(ファイザーR&D合同会社)
    実行副委員長       西口 有美(シミックファーマサイエンス株式会社)
 第14回JBFシンポジウムは、2023年3月1日(水)~3日(金)の3日間にわたり、東京都船堀タワーホールにて開催いたします。来場が困難な方にも参加頂けるようWeb参加の選択肢も用意してハイブリット形式にて実施する予定です。依然としてCOVID-19の感染は予断を許さない状況でもありますので、今後の状況を注視し安全を最優先として、開催形式の変更をさせて頂く場合もございます。
 COVID-19が世界で猛威を振るう中、医薬品やワクチン、検査キットが開発され多くの人々が救われてきました。バイオアナリシスの技術や発展がなければ実現しなかったといっても過言ではありません。今後もより早く世界の人々に様々な治療や予防の選択肢を届けるために、益々バイオアナリシスの重要性は高まり、そして新しいモダリティーや開発戦略に対応すべく、私たちバイオアナリシス関係者のチャレンジは続きます。
 私たちの共通の目的を達成するために、本大会が、官・学・製薬企業・CRO・機器メーカーなど様々な分野の方々が共に学び高め合い連携できる場となるよう、大会テーマを“BRINGING TOGETHER ~ The Expertise of Bioanalysis”としました。皆さまに有用なバイオアナリシス関連の専門知識や技術、経験を“集結”させ、人々を“結びつけ”、そして、願わくは対面のシンポジウムに人々を“集め”て、より有意義な時間と場所を提供できるようJBF運営委員も一丸となって鋭意準備を進めております。
 本年5月にはICH M10ガイドラインがStep4に到達し、いよいよ実装段階に入ってまいりました。本大会では、ICH M10のセッションを設定し、海外のバイオアナリシス関係者とも連携して、よりスムーズな実装のための議論が交わせるよう企画しています。また、皆さまのご要望が高かった話題を取り入れ、中分子、バイオマーカー、免疫原性、抗体薬物複合体(ADC)、LIMS、Patient Centric Sampling、基礎講座などのセッションを予定しております。官民共同研究や製薬協の取り組みなど周辺分野の視点から最新情報を提供するセッションも企画しております。
 日々の業務から一時離れ、同じ目的を目指す仲間たちと共に3日間の学びの時間を共有するのはいかがでしょうか。より多くの人々にご参加頂き熱い議論を交わして、より学びの多い場となるよう祈念しております。そして、現地で直接お目にかかれることを楽しみにしております。

2022 年 8 月吉日