コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 収縮・クリープ

[L12] 収縮・クリープⅢ

2013年7月9日(火) 15:30 〜 17:30 第4会場 224号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]百瀬 晴基、[座長(土木)]溝渕 利明

[L1084] 複合則理論によるコンクリートの乾燥収縮ひずみの推定

山田 一徳1,中村 士郎1,小田部 裕一1,寺西 浩司2 (1.住友大阪セメント,2.名城大学)

キーワード:コンクリート,骨材,乾燥収縮,複合則理論,早期予測

10種類のコンクリート用骨材を用いて複合則理論によるコンクリートの乾燥収縮ひずみの予測手法の妥当性を検証した。その結果,複合則理論に必要な入力値が得られればJIS A 1129による方法と同等の結果が得られることが分かった。また,複合則理論の入力値である骨材の乾燥収縮ひずみの値を,骨材の物性値や試験値から簡便に推定する方法を検討するとともに,この方法により推定した骨材の乾燥収縮ひずみを用いた場合のコンクリートの乾燥収縮ひずみの予測精度に与える影響を確認した。その結果,JIS法のコンクリートの乾燥収縮ひずみの測定値と概ね一致した。
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