コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » アルカリシリカ反応/凍害

[L25] アルカリシリカ反応Ⅰ

2013年7月9日(火) 10:15 〜 12:15 第9会場 133・134号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]棚野 博之、[座長(土木)]黒田 保

[L1158] ゲルフルオレッセンス法によるASR簡易診断手法の開発

参納 千夏男1,丸山 達也2,山戸 博晃3,鳥居 和之3 (1.北陸電力,2.ファースト,3.金沢大学)

キーワード:ASR,診断,酢酸ウラニル蛍光法,フルオレッセンス,EPMA

本研究では,ASR簡易診断手法の開発を目的とし,酢酸ウラニル蛍光法の原理に基づき,汎用的に扱うことのできる試薬を調合し,本試薬を塗布したASRゲルがASR診断に十分な明るさのフルオレッセンス(蛍光)現象を起こすことを確認した。また,今回調合した試薬を用いた手法(ゲルフルオレッセンス法という)が実構造物におけるASR診断だけでなく,実験室内でのコンクリートのASRゲルの識別などにも有効に利用できる可能性を示した。
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