コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 塩害/耐久性一般/耐火性

[L80] 耐久性一般Ⅳ/耐火性Ⅱ

2013年7月11日(木) 13:15 〜 15:15 第7会場 234号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]藤本 聡史、[座長(土木)]上田 洋

[L1191] 火害を受けたコンクリートの劣化範囲の推定方法

川西 貴士1,近松 竜一1,屋代 勉1,香川 敦, (1.大林組)

キーワード:火害,劣化,コア,圧縮強度,反発硬度,画像解析,RABT曲線

トンネル内の車両火災などにより火害を受けたコンクリートの補修を行う場合,加熱面からの深さ方向の劣化した範囲を推定する必要がある。そこで,トンネル火災を想定したRABT曲線による加熱履歴を与えた試験体からコアを採取し,各種の調査方法により測定を行った。その結果,圧縮強度,反発硬度,ビッカース硬さおよび超音波伝播速度により,火害を受けたコンクリートの劣化深さの範囲を推定できること,圧縮ひずみの画像解析により,劣化深さの範囲を特定し,その分布図を作成できることが明らかになった。
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