コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » はり/曲げ/靱性

[L04] はり/曲げ/靱性

2013年7月9日(火) 10:15 〜 12:15 第2会場 212号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]杉山 智昭、[座長(土木)]三木 朋広

[L2130] 軸方向鉄筋の内側にスパイラル筋を配置したRC円形柱の高軸圧縮力下における水平交番載荷実験

隈部 佳1,築嶋 大輔1 (1.東日本旅客鉄道)

キーワード:RC柱,水平交番載荷試験,内巻き帯鉄筋,高軸力,変形性能

高架橋上に建築物を付加する場合,通常の高架橋と比較して高架橋柱の断面に高い軸圧縮力が発生するが,そのような場合,最大荷重到達後に脆性的な破壊形態を示す。そこで,高軸力下におけるRC柱の変形性能を向上させる方法として軸方向鉄筋の内側にスパイラル状の高強度鉄筋(以下,内巻き帯鉄筋とする)を配置して交番載荷実験を行った。その結果,内巻き帯鉄筋を適切なピッチで配置すれば変形性能の向上を期待できることを明らかにした。
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