コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 高強度コンクリート(材料)/強度・力学的性質

強度・力学的性質Ⅱ

2014年7月11日(金) 11:00 〜 12:30 第6会場 (第1リハーサル室)

[1052] 粗骨材寸法の大きいコンクリートの楔挿入割裂試験

座長(土木):柳井修司
座長(建築):橋田浩
講演者:石黒覚
(三重大学)

キーワード:concrete core, dam concrete, fracture energy, tension softening diagram, wedge-splitting test, 楔挿入割裂試験, コンクリートコア, ダムコンクリート, 破壊エネルギー, 引張軟化曲線

論文PDFを表示
*大会会期中のみ閲覧可能です。
現場から採取したコンクリートコアおよび40mmと80mmふるいでウエットスクリーニングしたダムコンクリートを対象として楔挿入割裂試験を実施した。試験結果から破壊エネルギーと引張軟化曲線を推定し,粗骨材寸法の大きいコンクリートの破壊特性ならびに楔挿入割裂試験の適用性について検討した。粗骨材寸法が大きいコンクリートは,普通コンクリートに比べてその破壊エネルギーは大きく増加した。また,コア供試体や寸法の大きい角柱供試体を用いた楔挿入割裂試験により,コンクリートの荷重-開口変位の関係を測定し,多直線近似解析を適用して引張軟化曲線を推定できることが確認できた。