物性一般Ⅲ／軽量コンクリート（材料）

[1104] 湿度・温度による乾燥を受けたコンクリートの力学的特性および応力－ひずみ曲線式に関する検討

座長(土木)：岡本享久
座長(建築)：閑田徹志
講演者：別府克俊, 篠野宏, 丸山一平 (名古屋大学)

キーワード：compressive examination, drying, popovics formula, Popovics式, post peak, various aggregate, 乾燥, 各種骨材, 圧縮試験, 圧縮軟化域

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本研究では，収縮量の異なる粗骨材を使用した2種類のコンクリートとモルタルに対して1軸圧縮試験を行い，実験結果および既往の研究を基に，コンクリートの新たな応力－ひずみ曲線式を提案することを試みた。実験に用いたコンクリートおよびモルタルは，材齢91日まで20℃で封緘養生を行った後に様々な条件下で乾燥させたものであり，今回提案する式は，湿度・温度そして骨材の影響（骨材の収縮量）が考慮されたものとなる。既往の研究として既に高い精度を示すPopovics式をベースとし，乾燥条件および骨材の影響を考慮できるようにした本研究の提案式は，実験結果と比較したところ比較的良好な近似曲線を表すことができた。