[1144] Effect of curing temperature and alkali content on ASR expansion behavior in concete prism test
Keywords:acceleration test, alkali dependability, alkali silica reaction, ASR, concrete prism, temperature dependability, アルカリ総量依存性, コンクリートプリズム, 加速試験, 温度依存性
本研究では,アルカリシリカ反応の膨張挙動の養生温度依存性およびアルカリ総量依存性を確認することを目的とし,コンクリートプリズムを用いた加速試験を行った。アルカリ総量を変化させた75×75×250mm の供試体を複数作製し,表面からのアルカリ溶脱および乾燥を防止するためにアルカリ水溶液を含ませた不織布で表面を覆い,底部に水を張ったステンレス容器もしくはプラスチップ容器に格納した。20℃,40℃および60℃で加速養生を行い,長さ変化を測定した。その結果,養生温度の違いにより膨張挙動のアルカリ総量への依存性が変化することが分かった。