コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

講演情報

第37回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » フレッシュコンクリート/施工

施工Ⅱ

2015年7月14日(火) 15:30 〜 17:45 第8会場 (1F 103号室)

[1200] 大規模LNG地下式貯槽工事における31,500m3の底版コンクリートの一括施工

座長(土木):浦野真次
座長(建築):笠井浩
講演者:桜井邦昭1, 前田敬一郎2, 佐々木高士3, 林孝弥3
(1.大林組技術研究所 生産技術研究部 2.大林組名古屋支店 東邦ガス緑浜工事事務所 3.東邦ガス緑浜増設プロジェクト)

キーワード:allowable time lag for placimg on consolidated fresh concrete, information management, LNG地下式貯槽, Slab concrete, thermal crack, underground lng storage tank, 底版コンクリート, 情報管理, 温度ひび割れ, 許容打重ね時間間隔

大規模なLNG地下式貯槽の構築において,厚さ6.3m,数量31,500m3の底版コンクリートを一括施工するにあたり,施工条件を考慮して設定した要求性能を満足するコンクリート配合を選定するとともに,温度ひび割れ抑制対策を講じた。また,コンクリートの供給および打込みに関する情報を集約して管理した。その結果,ほぼ計画通りにコンクリート施工を行うことができたとともに,適切な保温養生を講じることで温度ひび割れの発生を抑制できた。