コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 混和材料

混和材料Ⅱ

2016年7月6日(水) 13:15 〜 15:30 第1会場 (5F 国際会議室)

座長:佐伯竜彦(土木), 閑田徹志(建築)

[1026] 高炉スラグ微粉末とシリカフュームを用いた高強度コンクリートの自己収縮について

小亀大佑1, 菅田紀之1, 横川慶介1 (1.室蘭工業大学)

キーワード:autogenous shrinkage, compressive strength, ground-granulated blast-furnace slag, high-strength concrete, silica fume, シリカフューム, 圧縮強度, 自己収縮, 高強度コンクリート, 高炉スラグ微粉末

高炉スラグ微粉末とシリカフュームを用いた高強度コンクリートの自己収縮特性について検討するために,水結合材比を25 %および30 %の2水準,シリカフュームの置換率を結合材の0 %から20 %,高炉スラグ微粉末の置換率を0 %から40 %に変化させた18ケースの高強度コンクリートについて圧縮強度試験および自己収縮試験を行った。その結果,シリカフュームおよび高炉スラグ微粉末の添加により材齢28日圧縮強度は低下すること,シリカフュームは初期材齢時の自己収縮を低減すること,高炉スラグ微粉末は極初期材齢時における自己収縮を低減させ,その後の材齢90日までは自己収縮を増加させることを示した。