コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 凍害/アルカリシリカ反応

アルカリシリカ反応Ⅱ

2016年7月7日(木) 13:15 〜 15:30 第5会場 (4F 412号室)

座長:黒田保(土木), 長谷川拓哉(建築)

[1176] ASRを生じるプレテンションPC梁の持続曲げ荷重による変形挙動

西田峻1, 山本貴士1, 高谷哲1 (1.京都大学)

キーワード:asr, confinement due to reinforcement, deformation due to creep, pre-tensioned pc beam, sustained and flexural loading, クリープ変形, プレテンションPC梁, 持続曲げ荷重, 鋼材拘束

PC構造でASRが生じる場合,使用状態の外力に加え,持続応力のプレストレスが作用するため,プレストレスやたわみへの影響を考える必要がある。本研究では,ASRが生じるプレテンションPC梁の長期たわみ特性を明らかにすることを目的として,反応性骨材を使用して作製したプレテンションPC梁供試体に曲げひび割れ発生荷重付近の持続荷重を作用させ,たわみの時間的挙動を検討した。その結果,ASR膨張の進行による反り上がりの変形により,健全PC梁の曲げ持続荷重下でのたわみの増加より小さくなった。