コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 耐火性

耐火性

2016年7月6日(水) 15:45 〜 18:00 第3会場 (5F 503号室)

座長:丸屋剛(土木), 一瀬賢一(建築)

[1212] 引張ひずみ破壊モデルを適用した火災時のコンクリートの爆裂解析

明石孝太1, 小澤満津雄1, 藤本謙太郎2, 鎌田亮太3 (1.群馬大学 2.ピーエス三菱 3.太平洋マテリアル)

キーワード:fem analysis, high-strength concrete, spalling, spalling model, steel ring, tensile strain failure, 高強度コンクリート, 爆裂, 熱応力解析, 剥離モデル, 拘束リング, 引張ひずみ破壊

リング拘束試験による高温環境下におけるコンクリートの爆裂試験を対象として,2次元FEMによるコンクリートの爆裂解析を行った。爆裂基準は熱応力に基づく引張ひずみ破壊モデルを適用し,コンクリートの剥離現象をモデル化した。その結果,爆裂深さの経時変化を推定可能であることが明らかになった。一方で,加熱を停止しても爆裂現象が進行することも確認し,爆裂解析の課題も確認できた。