コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

B.構造・設計 » 耐震性能評価/地震被害

耐震性能評価Ⅱ/地震被害

2016年7月6日(水) 15:45 〜 18:00 第7会場 (4F 414号室)

座長:渡辺健(土木), 藤井賢志(建築)

[2162] 加速度センサーによる連層耐震壁の地震時変形性能評価

光宗純平1, 日比野陽1 (1.広島大学)

キーワード:acceleration sensor, locking, shear wall, wavelet transform, 連層耐震壁, 加速度センサー, ロッキング, wavelet変換

本研究では加速度センサーを広島大学工学部の鉄骨鉄筋コンクリート造建物内の連層耐震壁付近に数台配置し,連層耐震壁の実変形から即時耐震性能を評価することを目的としている。計測記録から伝達関数,性能曲線を算出し得られた固有周期から建物の耐震性能評価を行った。また加速度をwavelet変換による2階積分行うことにより建物の1次モード系の抽出し,曲げ変形が卓越した際の連層耐震壁の実挙動を推定した。さらに実挙動から連層耐震壁のロッキング剛性及び曲げ剛性を算出し,連層耐震壁の地震時の耐震性能の検討を行った。