自然治癒・自己治癒／サステイナビリティ／軽量コンクリート（材料）／エコ・緑化コンクリートⅠ

[1237] 混和材を高含有したコンクリートの場所打ち杭への適用に関する検討

小林利充¹, 神代泰道¹, 吉田理紗¹, 溝渕麻子¹ (1.大林組)

キーワード：admixture, cast-in-place concrete pile, experiment with full-scale mode, fresh property, compressive strength, fillability, 混和材, 場所打ち杭, 実大施工試験, フレッシュ性状, 圧縮強度, 充填性

本報告は，混和材を高含有したコンクリートの場所打ち杭への適用を目的に，室内試験によるコンクリートの基礎的性状を確認すると共に，小規模試験および実大施工試験を行い，場所打ち杭への適用性について検討した。その結果，高炉スラグ微粉末を多量に使用したコンクリートにおいても，所定時間良好なフレッシュ性状を保持しつつ，通常のトレミー管による安定液中への施工が可能であることを確認した。また，杭体のかぶり部分の充填性が良好であり，混和材を高含有したコンクリートについても杭への適用が可能であること確認した。