コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 補修・補強(材料)/耐久性一般/短繊維補強コンクリート(材料)

補修・補強(材料)Ⅰ

2017年7月12日(水) 10:00 〜 12:00 第5会場 (白橿(しらかし)1/会議棟3階)

座長:国枝稔(土木), 濱幸雄(建築)

[1261] 非晶質カルシウムアルミネートを利用した超速硬フライアッシュコンクリートの性能

北野勇一1, 水戸健介1, 相澤一裕2, 寺崎聖一2 (1.川田建設 2.デンカ)

キーワード:fly ash, high durability, rapid workability, renovation of deck, ultra rapid hardening concrete, フライアッシュ, 床版更新, 急速施工性, 超速硬コンクリート, 高耐久性

道路橋床版更新工事におけるPC床版間詰め施工への適用を目指し開発した超速硬フライアッシュコンクリートの性能について各種検討を行った。検討にあたっては,普通セメントと低添加型の膨張材を使用して材齢28日で設計基準強度50N/mm2を確保するPC用膨張コンクリートおよび通常の超速硬コンクリートと性能の比較を行った。その結果,非晶質カルシウムアルミネートを利用した超速硬フライアッシュコンクリートは,急速施工性と高耐久性を兼ね備え,しかもPC用膨張コンクリートに要求される強度特性とひび割れ抵抗性を確保することが確認された。