[1022] 高炉スラグ微粉末を用いた高強度コンクリートの強度および収縮特性について
キーワード:compressive strength, drying shrinkage, ground-granulated blast-furnace slag, high-strength concrete:autogenous shrinkage, 乾燥収縮, 圧縮強度, 自己収縮, 高強度コンクリート, 高炉スラグ微粉末
高炉スラグ微粉末を用いた高強度コンクリートの強度および収縮特性について検討するために,水結合材比を25 %および30 %の2水準,シリカフュームの置換率を結合材の10 %,高炉スラグ微粉末の粉末度を4000と6000の2水準,置換率を0 %から40 %に変化させた10ケースの高強度コンクリートについて圧縮強度試験および自己収縮試験,乾燥収縮試験を行った。その結果,高炉スラグ微粉末の混和は,初期強度を低下させること,自己収縮を増大させること,乾燥収縮を低減させることなどを明らかにした。