コンクリート工学年次大会2018(神戸)

講演情報

第40回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 強度・力学的性質/短繊維補強コンクリート(材料)/連続繊維補強コンクリート(材料)

強度・力学的性質Ⅱ/短繊維補強コンクリート(材料) Ⅰ

2018年7月5日(木) 13:00 〜 15:15 第3会場 (9F EX3-A)

座長:小澤満津雄(土木), 鈴木澄江(建築)

[1042] ひび割れを有するUHP-FRCCの曲げクリープ時のひび割れ変化

高桑謙吾1, 西脇智哉1, Kwon Sukmin2, 五十嵐豪1 (1.東北大学 2.韓国土地住宅研究院)

キーワード:bending creep, Deflection cure, image correlation method, UHP-FRC, たわみ硬化, 曲げクリープ, 画像相関法

近年開発が行われているUHP-FRCC(超高強度高靭性繊維補強セメント系複合材料)を対象に,予めひび割れを導入した状態において曲げクリープ試験を実施した。クリープ試験期間中にはクリープ係数の計測と併せて,画像相関法を用いて試験体表面でのひび割れ形状を経時的に観察した。その結果,UHP-FRCCはクリープ試験期間中にも新たなひび割れが生じていることが確認された。これは,クリープ変形がひび割れ導入載荷の際に見られる,たわみ硬化の延長として生じているものと示唆される。