コンクリート工学年次大会2018(神戸)

講演情報

第40回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 凍害/複合劣化

凍害Ⅰ

2018年7月6日(金) 09:30 〜 11:30 第1会場 (9F EX1-A)

座長:酒井雄也(土木), 菅俣匠(建築)

[1129] 小片凍結融解試験法による高炉スラグ細骨材(BFS)のソルトスケーリング抵抗性の評価

田中舘悠登1, 羽原俊祐1, 湊俊顕1, 山本英和1 (1.岩手大学)

キーワード:blast-furnace slag fine aggregate(BFS), freeze-thaw test method with small sized sample proposed, frost damage, quality evaluation, salt scaling, ソルトスケーリング, 凍害, 品質評価, 小片凍結融解試験, 高炉スラグ細骨材(BFS)

近年,高炉スラグ細骨材(BFS)を使用した超耐久性コンクリートの開発が行われている。BFSは製鉄所間で化学組成,物性や粒度分布が異なり,このことがソルトスケーリング抵抗性などのコンクリートの耐久性に影響を与える可能性がある。受入れ時のBFSの品質評価を行う上で,ソルトスケーリング抵抗性の評価方法が求められる。本研究室でソルトスケーリング試験として提案する小片凍結融解試験法により,製鉄所が異なるBFSの評価を行った。BFSの粒度分布および流動性を調整することで,ソルトスケーリング抵抗性に及ぼすBFSの品質の影響を評価することが可能である。