コンクリート工学年次大会2018(神戸)

講演情報

第40回コンクリート工学講演会

B.構造・設計 » 合成・混合構造

合成・混合構造Ⅰ

2018年7月5日(木) 09:30 〜 12:00 第7会場 (9F EX4-C)

座長:山下亮(土木), 堺純一(建築)

[2183] 直交梁の断面形状を変数とする柱RC 梁S 接合部の構造性能

池田和憲1, 関彩那2, 宮内靖昌2, 福原武史3 (1.日本建築総合試験所 2.大阪工業大学 3.竹中工務店)

キーワード:hysteresis properties, RC column-S beam joint, shearing force, transverse beams, 柱RC 梁S 接合部, 直交梁, せん断耐力, 履歴性状

柱を鉄筋コンクリート造とし,梁を鉄骨造とする柱RC 梁S 接合部の構造性能に対する直交梁の影響を検討するため実験を行った。試験体は十字形部分架構の梁貫通形式とし,RC 柱およびS 梁は共通とした。接合部のディテールはふさぎ板を設けないせん断補強筋形式とし,梁端部には支圧板を設けた。実験変数は直交梁の有無および断面形状である。実験結果より,最大耐力はウェブだけの直交梁であっても大きくなった。
また,フランジ幅は大きい方が最大耐力は大きくなった。本論で用いた計算式による計算値は実験値を安全側に評価した。