コンクリート工学年次大会2024(松山)

講演情報

第46回コンクリート工学講演会

A. 材料・施工 » 特殊コンクリート

特殊コンクリート

2024年6月26日(水) 13:00 〜 15:00 第2会場 (小展示室B)

座長:齋藤尚(土木),山﨑順二(建築)

[1191] 環境配慮型Two Stage Concreteの実現に向けたグラウト材と骨材の提案

野口優理香1, 内藤雄也1, 伊代田岳史1 (1.芝浦工業大学)

キーワード:TSC、高炉スラグ微粉末、再生骨材、上澄水、膨張材

世界的な脱炭素社会実現のために,地産地消を目指す新たなコンクリートの開発が必要不可欠である。本研究では環境負荷を配慮して運搬などの削減を考慮したTSCの提案を行う。環境配慮型TSCのために,環境負荷低減できるグラウト材の開発ならびに骨材種類の影響を検討した。その結果,高炉スラグ微粉末を大量に利用し練混ぜ水に上澄水を用いたグラウト材を提案するとともに,再生砕石に二酸化炭素を吸収させた骨材を利用することで,その実現の可能性を提示できた。