[2040] Analytical study on evaluation of the plastic zone around a wellbore
Keywords:穿孔、コア採取、塑性領域、モール・クーロンの破壊基準、最大主応力説
モール・クーロンの破壊基準に応力状態を表現する弾性厳密解を導入することにより,コア採取等により形成される穿孔部周辺の塑性領域を指定可能な方程式を定式化し,その解を解析的に導出した。また,引張応力により破壊が想定される場合では最大主応力説に立脚して塑性領域を指定する解析解を示した。これらの方程式は座標原点からの距離を関数として粘着力,内部摩擦角,外圧などをパラメータとした4次または2次の多項式として表現される。解析例として内部摩擦角や外圧が穿孔部周辺に発生する塑性領域に与える影響を示すとともに塑性領域の発生条件を検討した。