日本総合健診医学会第49回大会

出展者情報

[Booth9] 株式会社ヘルスケアシステムズ

株式会社ヘルスケアシステムズ

【独自の技術で郵送による手軽な未病検査サービス】
 ヘルスケアシステムズは、名古屋大学で培われた確かな技術と、独自に開発した検査技術によって、未病領域に特化した郵送検査サービスを開発しています。
生活習慣病や加齢性疾患のリスクや重篤度を示すバイオマーカーは多くありますが、それら疾患の原因となる食生活や生活習慣そのものを知るためのマーカーはあまり一般的ではありません。

 当社では、身近な食品の持つ健康機能性に着目し、美容や老化など誰もが関心の持てるテーマと結び付いた郵送検査キットを開発しています。いずれも尿や便など日常的に排出されるものを検体とし、採血のように痛みを伴う検査ではないのが特徴的です。検査を通して自分の身体の変化を知っていただき、生活習慣に対する気づきと行動変容を促すきっかけづくりを提供しています。

 女性ホルモンに似たはたらきをするエクオール産生能を調べられる「ソイチェック」をはじめ、尿で測定できる腸内環境、活性酸素による酸化ストレス、食塩摂取量、精液の成分検査など、現在14種類の郵送検査キットを上市し40万件以上のデータを有しています。
https://hc-sys.com/service/karadacheck/

 また昨年には静岡県立大学と、大腸がん患者の7割が感染しているコリバクチン産生菌を簡便に検出する方法を開発し、コリバクチン検査(大腸がんリスク)を行う静岡県立大学発ベンチャーの株式会社アデノプリベントを立ち上げました。 昨年10月より株式会社LSIメディエンス事業提携し、同社の持つ検査受託ルートを通して全国の健診施設等からの検査受託を展開しております。
https://www.adenoprevent.jp/

 大腸がんは早期に発見できれば治る可能性が高く、そのためにも大腸内視鏡検査等の精密検査で早期発見、早期治療を行うことが重要です。「コリバクチン検査」は便による検査法なので、受診者の心身の負担が少なく、精密検査への受診意欲向上にも貢献できると期待しています。がんになりやすい腸内環境を持つハイリスクの人を見つけ出すことで将来の大腸がん罹患者及び死亡者の減少に繋がると確信しています。