[SY3-3] 健康危機に強い地域づくりを考える
協会けんぽ熊本支部の主催による、健康経営に取り組む企業同士の連携を目的とした「くまもと健康企業会」へ2020年発足メンバーの1社として参画。企業間連携を通して、1社だけでは難しかった悩みや問題解決などにも有効な組織である。熊本地震の際には、近隣住民の避難を社屋に受け入れ、旧社屋も数ヶ月に渡り地区の避難所として提供した。被災した社員たちもボランティアとして、多くの避難所に足を運び、直接ヒアリングし地域に応じた支援を行った。また、栄養不足などの健康課題に対処するため、自社商品のサプリメントや青汁を無償提供した。これらの支援活動は、地域や行政との綿密な関係を築いていたことにより円滑に実現した。日常的な行政や地域、組織との情報交換、イベントへの参加を通じて、企業としての地域貢献と交流を深めることが”健康危機に強い地域づくり”の一環として重要である。また、初動より若手からベテランの社員まで、全社一丸となって支援、営業活動を同時に実施できたことは、日頃より社員同士のコミュニケーションと理念経営の考え方を重視していたからこそ、混乱もなく進めることが出来たと言える。