[LK8-2] 看護小規模多機能型居宅介護推進及び相談事業の委託事業の取組みと今後の展望
【抄録】
看多機開設のきっかけは、利用者・家族が困ったときに「通い」や「泊り」など即時対応できる体制を整備したいと考えていたことと、訪問看護ステーション開設時からの看護師とともに長く働き続けられる体制を考えていた時、「訪問」から「通い」に担当を変更できる看多機を知ったことである。
訪問看護の経験を生かし、看多機を開設し5年が経過する。開設時は、要介護1~3の利用者が多かったが、現在は要介護5で看取りを含めた医療的ケアが必要な利用者の割合が半数以上を占めている。ロングステイや施設内での看取りは無く、全て在宅での看取りに繋がっている。
年々医療依存度の高い利用者が増え、看護配置数を増加し対応しているが、看護師の人材確保が難しい状況にある。また、レクレーションや食事提供等の機会が減少し、介護職の役割や業務内容の変更を余儀なくされている。更に、介護報酬は定額制の為、経営も厳しくなってきている。このような現状から、介護職の人材確保も難しい状況にある。
看多機ニーズは利用者の方からは高いが、人材不足や経営を維持するための課題がある。看多機サービスの強みと課題を明らかにし,サービスの充実や促進の方策を考えたい。
看多機開設のきっかけは、利用者・家族が困ったときに「通い」や「泊り」など即時対応できる体制を整備したいと考えていたことと、訪問看護ステーション開設時からの看護師とともに長く働き続けられる体制を考えていた時、「訪問」から「通い」に担当を変更できる看多機を知ったことである。
訪問看護の経験を生かし、看多機を開設し5年が経過する。開設時は、要介護1~3の利用者が多かったが、現在は要介護5で看取りを含めた医療的ケアが必要な利用者の割合が半数以上を占めている。ロングステイや施設内での看取りは無く、全て在宅での看取りに繋がっている。
年々医療依存度の高い利用者が増え、看護配置数を増加し対応しているが、看護師の人材確保が難しい状況にある。また、レクレーションや食事提供等の機会が減少し、介護職の役割や業務内容の変更を余儀なくされている。更に、介護報酬は定額制の為、経営も厳しくなってきている。このような現状から、介護職の人材確保も難しい状況にある。
看多機ニーズは利用者の方からは高いが、人材不足や経営を維持するための課題がある。看多機サービスの強みと課題を明らかにし,サービスの充実や促進の方策を考えたい。